『地下アイドルの法律相談』
深井剛志・姫乃たま・西島大介/著
2020年7月刊 1,760円 (税込)
アイドル活動の助けになりたい
地下アイドルを巡る問題のなかで、当事者の子たちが「もうどうにもできない」「こうなったのは自分が悪いんだ」と身動きが取れなくなってしまうようなケースが多数あり、「そうじゃないよ!解決方法はたくさんあるよ!」ということを伝えたいという想いから本書は誕生しました。
本書によって、一人でも多くの地下アイドルの子が視野を広げ、地下アイドルとして輝き続けることを願います。
深井 剛志(ふかい つよし)/ 弁護士
「困っている人、弱い立場にいる人の力になりたい」という想いから、弁護士を志す。“何よりも依頼者のことを考えた事件処理をすること”をモットーに、労働問題に強い旬報法律事務所で活躍。これまでにも地下アイドルの契約を巡る事件を数多く担当。また、地下アイドル関連の事件についての記事の執筆やラジオ出演等のメディア露出により、地下アイドル当事者から直接相談が舞い込むようになり、地下アイドル業界の問題に最も詳しい弁護士の一人。
漫画家。2004年早川書房より『凹村戦争』でデビュー。ベトナム戦争を描いた長編『ディエンビエンフー』は小学館から12巻を刊行するも掲載誌休刊のため未完となったが、双葉社へ移籍し2018年に『ディエンビエンフー TRUE END』全3巻をもって完結。2020年に個人電子出版レーベル「島島」を設立。著作の管理と運用、電子書籍化をせっせと行う。DJまほうつかいの名で音楽活動も。
姫乃たま(ひめの たま)/
ライター・元地下アイドル
1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。同年4月に地下アイドルの看板を下ろし、文筆業を中心にトークイベントに数多く出演。
2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー社)を出版。著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)など。音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』などがある。
姫乃たま(ひめの たま)/
ライター・元地下アイドル
1993年、東京都生まれ。10年間の地下アイドル活動を経て、2019年にメジャーデビュー。同年4月に地下アイドルの看板を下ろし、文筆業を中心にトークイベントに数多く出演。
2015年、現役地下アイドルとして地下アイドルの生態をまとめた『潜行~地下アイドルの人に言えない生活』(サイゾー社)を出版。著書に『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)『周縁漫画界 漫画の世界で生きる14人のインタビュー集』(KADOKAWA)など。音楽活動では作詞と歌唱を手がけており、主な音楽作品に『パノラマ街道まっしぐら』『僕とジョルジュ』などがある。
本企画は、まずはじめに深井剛志弁護士が賛同してくださりスタートしましたが、現場の声をもっと知らなくてはと姫乃たまさんにもご協力をお願いし、その結果、現場の声を教えていただくだけでなく、素敵なコラムも収録することができました。
さらに、文字だけでトラブル事例を紹介すると「ただ可哀想な目に遭っている子がいる」という無機質なものになってしまうので、そこに可愛らしさやちょっとしたユーモアを加える「西島大介さんのマンガ」を導入として収録することにより、スタート時点では想定もできなかった素敵な本に仕上がったと思っています。